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ISM研究会の皆さん,今井です。信用理論研究学会の関東部会のお知らせで
す。
テーマ:ふたつの現代貨幣・信用論を巡って
報告:1.山田喜志夫著『現代貨幣論』(青木書店)について
報告者:秋山誠一(国学院大学)
2.久留間健著『貨幣・信用論と現代』(大月書店)について
報告者:前畑雪彦(桜美林大学)
日時:1999年12月04日(土)
14:00〜
場所:大東文化会館1F特別会議室
(東武東上線“東武練馬駅”下車3分)
問い合わせ先:大東文化大学経済学部 高山洋一研究室
[email protected]
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一応,俺は出席する予定です。手許に地図がありますので,出席希望の方は
お知らせください。添付ファイルにて送信します。
テーマを2つくっつけたってぇのは無理があると思います。久留間さんの本
だけでよかったと。山田さんの本はまだ読んでいないからあまり不注意なこと
は言えませんが,相変わらずあの調子でしょう(あの調子ってどんな調子だっ
て突っ込まないでください)。
これに対して,久留間さんの出した論点である流通手段前貸と資本前貸の問
題,そして独自的関係としての不換制論というのは重要な論点だと思います。
流通手段前貸と資本前貸についての久留間さんの議論は全く不十分だと思いま
すし,俺もまだ全然解決していないのですが,この問題はいまだに信用論の最
先端の問題だと思います。
と言うわけで,雪彦さんが何をしゃべるのかは知りませんが,久留間さんも
来るでしょうし,まぁ,興味がある方はご参加ください。